秋元康の原作小説を、役所広司と今井美樹の共演で実写映画化した感動ドラマ。ある日突然肺がんと診断され、余命半年の宣告を受けた幸弘。その日から彼は、これまでの人生を見極めるため大切な人たちと向き合い始める。
余命半年―。「今」この幸せを、生きていく。 妻と2人の子供、幸せな家族4人。何不自由なく暮らしてきた48歳の中堅不動産会社部長・藤山幸弘は、今まさに人生の"円熟期"を迎えていた。しかし、ある日突然、医師に肺がんで余命半年と宣告されてしまう。その時、彼が選択したのは、延命治療でなく、今まで出会った大切な人たちと直接会って、自分なりの別れを告げることだった。これまでの人生を振り返って、自分が生きた時間とはこういうものだったと、しっかり見極めて死にたいと思ったのだ。それは妻・美和子と、夫婦としてあらためて向き合うことでもあった。すべてを妻にさらけ出した夫。そして、夫のすべてを受け入れた妻。23年間を共に過ごしてきた夫婦にとって、この最後の半年間は、忘れ得ない、かけがえのない時間となる―。
PR