2005年に急逝したカリスマ的フォークシンガー・高田渡に密着した『タカダワタル的』に続くドキュメンタリー。若かりし頃の彼に始まり、「仕事さがし」「生活の柄」といった代表曲を演奏する姿、彼をリスペクトする泉谷しげると共演する姿などを収める。
1972年、23歳の若かりし高田渡で始まる。そして2003年。「ライブの中には僕がほとんど集約されている。飲んでいる時は、オマケだ!」とお気に入りの焼き鳥屋<吉祥寺・いせや>でほろ酔い気分で語る高田渡。舞台は2001年大晦日、下北沢ザ・スズナリへ。『仕事さがし』で演奏をスタートさせ、『鎮静剤』や『生活の柄』など代表曲を惜しみなく披露。また高田渡を「国宝」とリスペクトする泉谷しげるとの本格共演が実現。客席を挑発し、時には毒づく泉谷の熱いステージに「楽屋ではいい人なんですけどね」と飄々とやり返す高田渡。会場は温かい笑いが巻き起こる―。はたして個性際立つふたりの舌戦の果ては・・・!
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