イギリス湖水地方 フルハイビジョンで出会う「英国一美しい風景」Lake District
ピーターラビットの生みの親・ポター、ロマン派の詩人・ワーズワースなど、多くの文人や芸術家に愛されたナショナル・トラストの聖地「英国・湖水地方」の魅力に迫るBGV。遊覧船からの主観移動や幻想の朝もやシーンなど、人気の高いスポットを収録。
予告編
ワーナー・マイカル・シネマズ
劇場案内
解説
世界を魅了する英国随一の景勝地「湖水地方」を、史上初めてブルーレイ化！ まるで空気まで再現するかのような本物のフルハイビジョン画質で迫る「完全保存版」
...詳細
ストーリー
絵本作家ビアトリクス・ポターが見ていた100年前と変わらぬ湖畔の絶景。ピーターラビットの面影。湖畔詩人とも呼ばれたウィリアム・ワーズワースの足跡。ジョン・ラスキンの遺産。……世界中から多くの観光客を集めるナショナル・トラストの聖地「湖水地方」。点在する数々の湖や名所から人気の高いスポットを厳選。遊覧船からの主観移動や幻想の朝もやシーン、動物たちとの出会いなども交えた癒しの映像旅行！ 音楽は英国ゆかりの作曲家によるクラシック音源を中心に構成。音質劣化のない非圧縮リニアPCMで収録。BGV・環境映像のためのエンドレス再生仕様。字幕ON・OFF機能対応
...続きを読む
内容
- Chap.1 ウィンダミア＆ボウネス “湖水地方最大の湖”ウィンダミア湖（オレスト・ヘッドからの眺望／遊覧船クルーズetc.）
- Chap.2 ニア・ソーリー ピーターラビットの舞台であり作者ポターが半生を過ごした地（バックル・イート／ヒル・トップ／エスウェイト湖etc.）
- Chap.3 ホークスヘッド ワーズワースが通った学校や下宿した家（ホークスヘッド・グラマー・スクール／アン・タイソンズ・ハウス）他
- Chap.4 コニストン ラスキンが晩年を過ごした邸宅（ブラントウッド）、映画『ミス・ポター』のロケ地（ユー・ツリー・ファーム）他
- Chap.5 アンブルサイド ワーズワースが愛した終の住みか（ライダル・マウント）、ハートウォーミングな街並み（ブリッジ・ハウスetc.）他
- Chap.6 グラスミア ワーズワースの代表作の数々が誕生した家（ダヴ・コテージ）、映画『ミス・ポター』のロケ地（ラフリッグ・テラス）他
- Chap.7 ケズウィック ダーウェント湖の眺望（キャッスルヘッド／サプライズ・ビュー）、古代遺跡（キャッスルリッグ・ストーン・サークル）他 ●Chap.8 バタミア 湖水で最も自然が残るエリア（バタミア湖／クルモック湖etc.）
【映像】 シンフォレストハイビジョンアーカイブス
【撮影】 山口嘉宏（バイオニック）
【音源提供】 有限会社まじかるふぇいす、株式会社ユニバース、有限会社アイエムシー音楽出版
【製作・発売】 シンフォレスト
Amazonオンラインストア
PR
ものすごくきれい
イギリス湖水地方。ワーズワースの詩の故郷ということで特別の想いがありましたが、ここはイギリスのほぼ中央の西寄り、無数の湖が点在する美しい山間地域で、小奇麗な村々があり、2300平方キロありますから随分と広い。
映像はピーターラビットのポターと詩人ワーズワースの足跡を追い、オン・オフの字幕に丁寧な解説が出ます。文字通り風光明媚で、深い水を湛えた湖、花を植え飾った民家や感じの良いカフェは魅力があります。ただ各映像が7秒前後で次々と変わることが多く落ち着きません。癒し系のきれいな映像が数秒で終わってしまうのはとても残念。1分近い長回しもありますが少ないですね。
音楽はヘンデル、パーセル等のバロックが主で、前半は金管楽器系の「王宮の花火の音楽」等の少しにぎやかな音楽が多くて落ち着きませんが、後半はチェンバロやオペラのアリア、ハープ曲等が入り、少し良くなります。自然音だけの所はごく僅か。
映像の編集、音楽の選曲がもうひとつなのでマイナス1点の4点評価としましたが、これだけ映像がきれいと説得力があります。手元に置いて時々見ようと思います。
綺麗！
イギリスの片田舎ののんびりとした風景を捉えたカメラワークは良く、綺麗な映像だとは思いました。
しかし「フル」ハイビジョンを全面にうたっている割には、そこまでの解像度はありません。
画質は同じ「フル」をうたう「OKINAWA２宮古島」などのリラクシーズほどのキレはありません。BS同等か少し良い位です。
撮影はビデオカメラではなく写真用のCanonのEOS5D Mark2とあります。だからなのか建物などの暗部が潰れたり、ごく一部ですがモアレが気になります。
見た感じは、音楽がクラシックということもあって、NHKの名曲アルバムか台風情報のときに流れる風景のような感じです。
ズームは一切なく時々パンがある程度で、ほとんど固定ショットですので変化に乏しく、写真のようなカットが並んでいるという印象で、ちょっと眠くなります。
しかしハイアマチュアで手が届くカメラで、ここまで撮れるのかと感心したりもします。
メニューやポップアップメニューがありません。チャプターはありますが。
厳しいことも書きましたが、日本では見られないような綺麗で珍しい風景が広がり、一度は訪れてみたくなるような映像です。真剣に見るより病院待合室のような背景映像的な使い方にピッタリでしょう。まあそうしたコンセプトなのでしょうけど。