ビートルズの曲にのせて・・・との部分でストーリーの要所要所に原曲で流れるものと思い込み、期待に胸ふくらませて 実際、本編を観てみるとミュージカルですか。(確かに曲にのせてですが・・)正直「やられた!」と思いましたが、食わず嫌いは良くないとちゃんと観ていくと俳優さんの歌声と容姿にイヤミが無く、まずまず。
と、思っていたら「I Want to Hold Your Hand」をチアリーダーの子がベース音のみでスローに歌い上げるシーンでサワ〜っと良い鳥肌が波のように、当初の意味と違う「やられた!」に変わってしまいました。
そこからは笑顔と感動です、いままで歌詞をまともに読んだことがなかったのですが、こんなことを唄っていたのか!今更初めて知ってとても損していていた気分になりました。見事にハートを打ち抜かれ鑑賞後ビートルズのベスト盤CDを買ってしまいました。単純ですね。 アクロス・ザ・ユニバース デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD]
ビートルズの名曲と共に綴った青春ミュージカル
完成度を度外視すればそんな表現をしてもいいほど野心的で実験的な作品だ。
ポール顔の主人公ジュードのポール声でいきなりはじまる「girl」にしびれる。
後は、各シーンに紛れ込むように違和感なく歌われるビートルズ・ナンバー。
「アクロス・ザ・ユニバース」のタイトルどおり、「アビー・ロード」や「ザ・ビートルズ」
(通称ホワイト・アルバム)など比較的後期の曲が次々と登場する。
カイト氏のパフォーマンスシーンでは懐かしいタッチのアートが登場するし、
ビートルズ最後の演奏となったアップルビル屋上での「ゲット・バック」の演奏模様が
ストロベリービルでの「ドント・レット・ミー・ダウン」に置き換えて再現され
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」に続くシーンで、映画「イチゴ白書」の終盤を
再現、その他にも60年代を青春時代として過ごした人々にとっては「オッ」と思わせるシーンがいっぱいだ。
主人公がリバプール出身で、コテコテのリバプール訛りをしゃべるなどいろいろ気遣いはしてくれているが、
かんじんのストーリーが弱く、音楽に消されてしまっている。
まあ、そうは言ってもミュージカル、それもこれだけの曲が並べば仕方ないかも。
一度はルーシーと別れるジュードだが、ラストはハッピーエンディング、
締めはお待ちかねの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイヤモンド」。
めでたし、めでたし。
ルーシーとの恋に破れてリバプールへ
と、思っていたら「I Want to Hold Your Hand」をチアリーダーの子がベース音のみでスローに歌い上げるシーンでサワ〜っと良い鳥肌が波のように、当初の意味と違う「やられた!」に変わってしまいました。
そこからは笑顔と感動です、いままで歌詞をまともに読んだことがなかったのですが、こんなことを唄っていたのか!今更初めて知ってとても損していていた気分になりました。見事にハートを打ち抜かれ鑑賞後ビートルズのベスト盤CDを買ってしまいました。単純ですね。 アクロス・ザ・ユニバース デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) [DVD]
Hey Jude
それぞれの曲がストーリーにあわせて非常に効果的に使われていて私はかなり気に入りました。
ストーリーもただの青春映画ではなく、ベトナム戦争の問題などをとりあげていて良い仕上がりだと思います。しかし、この作品は、映画というよりはミュージカルなので、ミュージカルが嫌いな人にはおススメできません。
ビートルズが好きで、少し違ったアレンジに興味がある人には一見の価値があると思います。