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ATOM1951年より連載、1963年から日本で初めての国産TVアニメとしてアニメ化され、いまなお絶大な人気を誇る巨匠・手塚治虫の「鉄腕アトム」。その伝説的漫画を、ハリウッドで3DCG化した。製作は、新進気鋭の会社としてドリームワークスやピクサーなどと同等の技術力を持つイマージ。声優陣は、アトムを『チャーリーとチョコレート工場』のフレディ・ハイモア、テンマ博士には「ナショナル・トレジャー」シリーズのニコラス・ケイジ、お茶の水博士には「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのビル・ナイなど、豪華キャストが揃っている。
DVD詳細

予告編
話題の映画は、お近くのワーナー・マイカル!
ワーナー・マイカル・シネマズ劇場案内
ストーリー
人間のすべての世話をロボットがしてくれる未来の空中都市・メトロシティ。科学省長官のテンマ博士(声:ニコラス・ケイジ)の息子・トビー(フレディ・ハイモア)は、父親似の優秀な少年だった。ある日、トビーは父親の研究を見ようと科学省に行き、ロボット兵器“ピースキーパー”の実験施設に潜り込む。しかし実験中に思わぬ事故が発生し、それに巻き込まれたトビーは命を落とす。テンマ博士は、トビーを最新型ロボットとしてよみがえらせようとする。テンマ博士はトビーにそっくりなロボットの人工頭脳に、トビーのDNAから採取した記憶をアップロードする。そして、仲間のお茶の水博士(ビル・ナイ)が開発した究極のエネルギー“ブルーコア”を搭載した。目を覚ましたロボットのトビーは、元の息子とはどこか違う。テンマ博士の想いは日に日に強まっていき、ついにトビーを追い出してしまう。居場所のなくなったトビーは、地上にたどりつく。そこは、メトロシティから捨てられたロボットが集まる場所だった。トビーはさまよいながら、コーラ(クリステン・ベル)をはじめとする人間の子供たちと出会う。トビーはロボットであることを言えず、アトムと名乗り、人間として彼らと暮らし始める。メトロシティのストーン大統領(ドナルド・サザーランド)は、地上との戦争を企んでいた。そして最新兵器を造るためブルーコアを入手しようと、軍を総動員してアトムの捜索を開始する。捕らえられたアトムは、テンマ博士と再会を果たす。アトムは博士に、本当の息子になれなかったことを詫びる。博士の脳裏に、トビーの思い出がよみがえる。ストーン大統領はアトムを破壊するため、もう1つの新エネルギー“レッドコア”をピースキーパーに使う。アトムはみんなを守るため、暴走する敵に立ち向かう。

スタッフ
  • 監督: デヴィッド・バワーズ
  • 脚本: ティモシー・ハリス
  • 製作: マリアン・ガーガー
  • 原作: 手塚治虫

キャスト (声の出演)
  • 上戸彩
  • 役所広司
  • フレディ・ハイモア
  • クリステン・ベル
  • ネイサン・レイン
  • ユージン・レヴィ
  • ビル・ナイ
  • ドナルド・サザーランド
  • ニコラス・ケイジ

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『ATOM』は新感覚な感動映画

『ATOM』。
ご存知鉄腕アトム。
そのアメリカ版ですが、製作したのは香港のアニメ製作会社の『イマジスタジオ』って所。
だからエンドロールも香港の人の名前がずらずら出て来る。
ちなみに登場するアトムはめちゃくちゃ愛らしいね。
こういう表情を作れる現代って凄いって思う。

声は…
アトム…フレディ・ハイモア
テンマ博士(アトムの親)…ニコラス・ケイジ
その他、ドナルド・サザーランドなどなど豪華豪華です。

日本語吹き替え版を僕は観ました。
アトム…上戸彩
テンマ博士…役所広司
が主ですが、他も豪華豪華。

取り分け、上戸さんと役所さんの声が素晴らしく雰囲気にマッチしてました。
声の出演として完璧の中の完璧。

今回のテーマはずばり『親子の絆』です。
アクションシーンも相当素晴らしいので、子供も楽しめます。
でも、内容自体はそれなりに小難しいから大人も楽しめます。

で、親子の絆ね。
これがですね、今までに観て来た映画では味わった事がない気持ちになる映画です。
不思議な感覚に陥りました。
懐かしいというか…優しいというか…切ないというか…愛しいというか。
何て言ったら良いんですかね?
子供を持つ親は観たら泣けるでしょうね。
僕は子供いないけど、親とは良い関係じゃなかった時期もあるから解る。

『ATOM』
アメリカ映画なのに、日本のニオイを残しています。
手塚治の世界がそこにありました。
つくづく手塚治さんという人は偉いんだなぁって思いました。
世界でも作品の本質を認知されている人なんだなと。

以下、ネタバレしない程度にストーリーを紹介します。
テンマ博士の息子(後にアトムとなる)は、博士の行っている実験中、不慮の事故により死んでしまう。
毛髪しか残らないぐらいに“強力なあるエネルギー”の中で博士の目の前で消し飛んでしまったのだ…観ててつらい。
テンマ博士は愛する息子を蘇らせる為、髪の毛を採取。
DNAにより息子の記憶を持ったロボットを創り出した。
前述した物とは反対になる、別の“ある強力なエネルギー”を元にして作ったのである。
それが人造人間『ATOM』である。
しかし、博士はアトムと接している内に、やはり自分の息子ではないと気が付く(ロボットだから仕方ない)。
しかし、アトムは自分の父である博士を子供ながらに慕い、尊敬し、傍に居たいと思うわけだが。
父であるテンマ博士は拒絶し、アトムを家から追い出してしまう。
そんな中、アトムの中にあるエネルギーを巡って政治的な動きが強まる。
アトムを捕まえて悪巧みしようとしているのである。
アトムは自分の居場所を探そうとする。
でも、居場所がなかなか見つからない。
そんな孤独の中で、子供の心を持った強靭な力を持つアトムはロボットとして、様々な景色を見て、感じ、命を知り、子供ながらにそれらを“必死”で大切にしようとする。

ここまで。
これ以上書くとダメだね。
本当に作り手の情熱がこれでもか!と注がれている素晴らしい映画なので是非観て戴きたいです。
一人で観ても全然大丈夫。

子供は映像にドキドキする用意を。
そして大人はハンカチの用意を。
何度も言いますが、思い出にがっつり残る良い映画ですよ。
Re:『ATOM』は新感覚な感動映画
コメントありがとうございます。

時代を問わず見れるATOMに仕上がっているような感じがします。
手塚治さんも喜んでいるのでは...。
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