2006年5月に公開された、宮崎あおい、イ・ジュンギ主演の純愛物語。共演は、塩谷瞬、森田彩華ほか。韓国から日本に転校してきた少年と、日本人の少女のピュアな恋情を繊細に描いた物語で、透明感あふれる映像がことさらに素晴らしい。涼しげな瞳が印象的な少年・ミン(イ・ジュンギ)と、たおやかな京の少女・七重(宮崎)のカップルはあまりに美しく、見ているとため息がもれてしまうほど。また、ミンと七重の内面を映すかのようなふたつの街・京都とソウルの鮮やかな風景も、素敵な見どころのひとつ。本作のテーマである「初雪の日にデートした恋人たちは幸せになる」という言い伝えを大切に信じていたくなる、珠玉の作品。――韓国から京都に転校してきたミンは、七重と出会い、恋に落ちる。ところが、彼女はミンの前から姿を消してしまい……。
「初雪の日にデートした恋人たちは幸せになる」 --そんなソウルの恋人たちの間で信じられている言い伝えから生まれた、一途な恋の物語。陶芸家の父親に同行して、京都に転校してきた韓国の高校生ミン(イ・ジュンギ)は、七重(宮崎あおい)と出逢ってひと目ぼれする。日本と韓国の文化の差を乗り越えて、七重は少しずつミンに心を開いていき、やがて2人は初雪の日にソウルの石垣道を一緒に歩くことを誓うようになる。だが、七重の家庭には事情があり、七重はミンに心を残しながらも、祇園祭の宵山の夜を境に、突然、ミンの前から姿を消してしまう。
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