湊かなえの同名ベストセラーを、『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が映画化。
ストーリー:とある中学校、雑然とした教室。終業式後のホームルーム。1年B組、37人の13歳。教壇に立つ担任・森口悠子が語りだした。「
私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」一瞬、静寂に包まれる教室。物語は“
告白” から始まる。
解説:2009年、全国の書店員が投票で決定する本屋大賞に輝き、上半期単行本フィクション部門第1位(日販調べ)を記録した
湊かなえのベストセラーを映画化。監督は、独創的な映像感覚と確かな演出力で、『
下妻物語』『
嫌われ松子の一生』『
パコと魔法の絵本』などを生み出してきた中島哲也。主人公・森口悠子を演じるのは、いま最も注目される女優・松たか子。また、熱血すぎてかなりウザい新人教師役を岡田将生、殺人犯の過保護すぎる母親役を木村佳乃が演じる。(作品資料より)
2010年6月5日より 全国にて公開 (C)映画「告白」フィルムパートナーズ
配給 : 東宝
ジャンル : 邦画/ドラマ
製作年 : 2010年
製作国 : 日本
予告編
ワーナー・マイカル・シネマズ劇場案内
スタッフ
- 監督:中島哲也
- エグゼクティブプロデューサー:市川南/塚田泰浩
- 企画:川村元気
- 製作:島谷能成/百武弘二/吉田眞市/鈴木ゆたか/諸角裕/宮路敬久/喜多埜裕明/大宮敏靖
- プロデューサー:石田雄治/鈴木ゆたか/窪田義弘
- ライン・プロデューサー:加藤賢治
- 脚本:中島哲也
- 原作:湊かなえ(双葉社刊)
- 撮影:阿藤正一/尾澤篤史
- 美術:桑島十和子
- 装飾:西尾共未
- 照明:高倉進
- 音楽プロデューサー:金橋豊彦
- 録音:矢野正人
- 編集:小池義幸
- 衣裳/スタイリスト:申谷弘美
- ヘアメイク:山﨑聡
- キャスティング:黒沢潤二郎
- 製作担当:斉藤大和
- 助監督:水元泰嗣
- スクリプター/記録:長坂由起子
- SFX/VFXスーパーバイザー:柳川瀬雅英
- SFX/VFXプロデューサー:土屋真治
登場人物
森口 悠子(もりぐち ゆうこ)-演:松たか子
1年B組の担任。家が貧しく、安定した職に就きたいという思いから教師になった。結婚目前に妊娠が発覚、喜びも束の間、恋人のHIV感染が発覚する。「子どもは産んで欲しい」・「子どもの幸せを最優先に考えたい」という彼の頑なな態度が崩れず、未婚の母となる。一人娘の愛美を溺愛していた。
森口 愛美(もりぐち まなみ)
悠子の娘。学校のプールで遺体として発見される。昼間は保育所に預け、なるべく早く仕事を終わらせ迎えに行っていたが、職員会議のある水曜日だけは学校の保健室で預かってもらっていた。
桜宮 正義(さくらのみや まさよし)
森口がS中学校の前に、新任の頃から3年間勤めたM中学校の教師。「世直しやんちゃ先生」としてメディアで取り上げられ有名になった。悠子の恋人だった男性。
渡辺 修哉(わたなべ しゅうや)
1年B組の男子生徒。「少年A」として森口に告発される。幼い頃から母親に電子工学などを学んだ。両親が離婚し、家を出ていった母親に注目されようと様々な発明品を作り、そのうちの1つが全国大会で特別賞を受賞した。優秀ではあるものの、母親を除いた全ての他人を見下す癖がある。
下村 直樹(しもむら なおき)
1年B組の男子生徒。平凡ながら幸せな家庭に育つ。あるきっかけから修哉と仲良くなる。「少年B」として森口に告発され、2年から不登校になる。家族に、姉が2人いる。
直樹の母親-演:木村佳乃
作中では名前は明らかにされなかった、直樹の母親。息子を異常なまでに溺愛しており、息子が不登校になったのは森口による告発が原因であると学校に訴え出るだけでなく、「そもそも職場に不用意に娘なんか連れてくるからこの事件が起きた」と事件の発生自体を森口の責任であると歪んだ持論を展開する、所謂モンスターペアレント。
寺田 良輝(てらだ よしき)-演:岡田将生
2年B組の担任になった新米熱血教師。桜宮正義に心酔している。生徒にも学生時代からのあだ名「ウェルテル」と呼んでほしがる。生徒の事を親身になって考えているような行動をとるが、実は非常に自己中心的な性格。
北原 美月(きたはら みづき)-演:橋本愛
B組の委員長。下村とは幼なじみで、家も近所。ウェルテルと共にノートなどを届ける役目に。かつては下村に好意を抱いていたが、渡辺との接触で心移りした。
キャスト
- 松たか子
- 岡田将生
- 木村佳乃
- 高橋努
- 井之脇海
- 田中雄土
- 西井幸人
- 能年玲奈
- 橋本愛
- 三吉彩花
- 山田諒
- 山谷花純
DVD情報
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