塔の上のラプンツェル
監督:ネイサン・グレノ/バイロン・ハワード
声の出演:マンディ・ムーア/ザッカリー・レヴィ/ドナ・マーフィ
内容:深い森に囲まれた、高い塔の上で暮らしてきたラプンツェルは、黄金に輝く長い髪を持った少女。母親に「外は恐ろしい世界。絶対に出てはダメ」と言われつづけ、塔から一歩も出たことがない。そんな彼女の夢は、毎年、誕生日になると夜空いっぱいに現れる“不思議な灯り”を近くまで見に行くことだった。ラプンツェルの18回目の誕生日が近づいてきたある日、お尋ね者の大泥棒フリンが塔の中に迷い込んで来て。
予告編
チケットぴあ
解説
第50作目となるディズニー・アニメ。18年もの間、外の世界を知らずに高い塔の上で暮らしてきた少女が、大泥棒との出会いをきっかけに未知なる世界へと旅立つ物語。「ボルト」のバイロン・ハワードと「ルイスと未来泥棒」の脚本を手掛けたネイサン・グレノが共同で監督。声の出演は「ライセンス・トゥ・ウェディング」のマンディ・ムーアなど
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ストーリー
深い森に囲まれた高い塔の上に暮らすラプンツェル(声:マンディ・ムーア)は、母親から「塔の外は“恐ろしい世界”だから決して出てはならない」と言われ続け、18年間一度も塔の外に出たことがなく、母親以外の人間にも会ったことがない。しかし、好奇心旺盛なラプンツェルは、塔の外の世界を見たいといつも願っていた。黄金色に輝く驚くほど長い髪を持つ彼女は、その髪を自由自在に操り、ある時は高いものを取るロープ代わりに、またある時は母親が塔を上り下りするエレベーターとして使用していた。そんな彼女の楽しみは、毎年自分の誕生日に遠くの空に浮かぶ神秘的な“灯り”を見ること。その不思... 深い森に囲まれた高い塔の上に暮らすラプンツェル(声:マンディ・ムーア)は、母親から「塔の外は“恐ろしい世界”だから決して出てはならない」と言われ続け、18年間一度も塔の外に出たことがなく、母親以外の人間にも会ったことがない。しかし、好奇心旺盛なラプンツェルは、塔の外の世界を見たいといつも願っていた。黄金色に輝く驚くほど長い髪を持つ彼女は、その髪を自由自在に操り、ある時は高いものを取るロープ代わりに、またある時は母親が塔を上り下りするエレベーターとして使用していた。そんな彼女の楽しみは、毎年自分の誕生日に遠くの空に浮かぶ神秘的な“灯り”を見ること。その不思議な光に魅了されたラプンツェルは、成長するにつれ、その正体を確かめたい気持ちが高まっていった。18歳になる誕生日の前日、ラプンツェルはその思いを母親に伝えるが、いままで以上に厳しく険しい口調で塔の外に出ることを禁じられる。そんな時、お尋ね者の大泥棒フリン(ザカリー・レヴィ)が追手を逃れて塔に侵入、ラプンツェルは彼を“魔法の髪”を狙う悪人だと考え、長い髪を巧みに使って捕らえてしまう。そしてフリンが盗んだ王冠を取り上げ、交換条件として“灯り”の場所まで案内させることに……。初めて塔の外に出たラプンツェル。そこは、母が言うような恐ろしい世界ではなく、美しい自然にあふれ、街にはたくさんの人々が楽しそうに暮らしていた。フリンとふたりで旅を続け、いくつもの危機を乗り越えていくうちに、ラプンツェルの心に淡い恋が芽生えていく。だがその旅の先には、彼女自身の秘密を解き明かす、思いもよらぬ運命が待ち受けていた
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ワーナー・マイカル・シネマズ劇場案内
【公開日】 2011年3月12日
【英題】 TANGLED
【製作年】 2010年
【製作国】 アメリカ
【上映時間】 101分
【配給】 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
【監督】 バイロン・ハワード / ネイサン・グレノ
【製作】 ロイ・コンリ
【音楽】 アラン・メンケン
【作詞】 グレン・スレイター
【出演】 (声の出演) マンディ・ムーア ザカリー・リーヴァイ
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塔の外の世界を見たい
予告編を見て世界がどうにかなるといったスケールの大きな話かとも思ったのですが、もっとこじんまりとまとまったガールミーツボーイのお話でした。
お姫様は塔の中に閉じこめられていても、掃除、料理、音楽、美術なんでもできます。それでももてあます時間があると読書しまくります。
長い髪の毛を使ってターザンのように塔の中を飛びまわっているので、運動不足になることもないでしょう。
私も休みの日は一日中家の中にいることもあるのですが、疲れてごろごろしているだけなので見習わないといけませんね。
フライパンがお気に入りでいつも持って歩いている(よくそれで人のことをなぐる)ターザンのようなお姫様のお相手は、王子様ではなくてどろぼうでした。
一見お調子者でかっこわるいけど実はかっこいいというキャラだと思っていたら、見た目はすごくかっこよくて女の子にもてまくりという設定でデザインされていたらしいですね。眼力がお姫様に通じないというネタもありましたが。
犬のようなぶたのような凶暴な馬もかわいかった。
お姫様となかよしの動物は、なぜカメレオンなのでしょうね。悪くないけど。
主役二人が空に上る多くの光に囲まれるシーンは(3Dの効果が生かされていました)とてもきれいでした。とにかくきれいな場面を用意して、そこからお話をつくっていったりするのでしょうね。
終盤王子様(じゃなくてどろぼう)が、自分の命と引き換えにお姫様を助けようとして取った行動を見た時には、やってくれたぜと思いました。
その後の展開は、まあその、みんなそういう話が見たくて見に行っているのでしょうし。(私もです。)
お姫様と魔女の微妙な心のやりとりをもう少し描いてほしかったような気もしますが、あまり「悪役」に肩入れするとエンタティメントとして成り立たなくなるし、難しいところなのでしょう。(お姫様は最後に魔女に手を差し伸べようとしていましたが。)
この手のCGアニメを見ると、いっそのこといい役者による実写だったらと思ってしまうことがあります。
実は個人的には、デフォルメされたキャラクターにリアルな質感があると違和感を感じてしまいます。人形劇だと思えばよいのでしょうけれど。
年をとっていて先入観や固定観念が強いから、すなおに受け入れられないのでしょう。
ラプンツェルもCGではなく旧来のアニメでつくられていたとしたら、また印象が違っていたでしょうね。
スペクタクルな場面はCGの方が迫力がありますが。
一方で本当に人形を少しずつ動かして、ものすごい手間ひまと時間をかけて撮影するストップモーションの作品も作られています。
近年もコープスブライドやコララインが公開されていますよね。(CGでつくったと言われたら、私などはそうだと思ってしまうでしょうが。)
それぞれ内容も、ディズニーのような王道ではなく、こだわりのあるダークなものだというのもおもしろいですね。
実写にも(特にマンガみたいな話には)CGが多用されていますし、アバターやロバート・ゼメキスの作品のように、役者の演技をCGに反映させたアニメと実写の境界のようなものもありますね。
そういえばアニメと実写のギャップをおもしろくあつかったものに、ディズニーのセルフパロディーの「魔法にかけられて」がありました。
リアルな質感
これを普通の2Dで見るとなると最後のランタンは絶対に後悔する。それでもいいなら見てみて。
まあとにかく後悔するがおもしろいから見てみるのもよし、だけどあまりオススメはしない。
ブルーレイできっと3Dが出るからそれなら後悔しないかもね。