ディズニー・スタジオの新作アニメは、従来の手書きアニメに立ち返ったミュージカル・ラブストーリー。とはいえ、ストーリーの中身はかなり現代風になっている。主役のティアナは、ニューオリンズの労働者階級に生まれた黒人女性。何も出来ないお姫様ではなく、自らの夢を叶えるために働く自立したワーキング・ガールだ。対する王子様は、遊び好きで何も出来ない“プリンス・チャーミング”。ティアナが王子を教育し、自立した男性に変えていくのだ。物語を彩る音楽も、ジャズやゴスペルなど、思わずスウィングしたくなるような曲ばかり。古い伝統に立ち返りながらも、新しい時代のエッセンスをちりばめた、新しいプリンセス・ムービーだ...
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予告編
ワーナー・マイカル・シネマズ劇場案内
ストーリー
アメリカ・ニューオリンズでウェイトレスをしているティアナ(声:アニカ・ノニ・ローズ)は、死んだ父との夢だった自分のレストランを持つことを目指して懸命に働いている。ある日、幼なじみの富豪の娘シャーロット(ジェニファー・コーディ)の家で、仮装舞踏会が開かれる。ティアナは、得意料理のベニエを振舞うよう頼まれる。そのパーティーには、マルドニア王国の王子ナヴィーン(ブルーノ・カンポス)が参加することになっていた。ナヴィーンは甘やかされて育ち、仕事もせずに遊び呆けていたので親に勘当され、一文無しだった。彼は音楽で溢れるニューオリンズを訪れ、富豪の娘と結婚することを望んでいた。しかし、魔術師のドクター・ファシリエ(キース・デイヴィッド)の策略により呪いをかけられ、カエルに姿を変えられてしまう。パーティー会場でプリンセスに仮装したティアナの前に、1匹のカエルが現われる。そのカエルは、自分は呪いによって姿を変えられたナヴィーン王子であり、その呪いはプリンセスのキスによって解けると告げる。ティアナはレストランの夢を叶えるという条件で、勇気を振り絞ってそのカエルにキスをする。しかし、ナヴィーンが元の姿に戻らないばかりか、ティアナまでカエルの姿になってしまう。
スタッフ
- 監督: ジョン・マスカー / ロン・クレメンツ
- プロデューサー: ピーター・デル・ヴェッチョ
- 製作総指揮: ジョン・ラセター
- 原案・脚本: ジョン・マスカー / ロン・クレメンツ
- 原案: グレッグ・アーブ / ジェイソン・オレムランド
- 脚本: ロブ・エドワーズ
- ストーリー・スーパーバイザー: ドン・ホール
- プロダクションデザイン: ジェームズ・アーロン・フィンチ
- 美術監督: イアン・グッドニング
- 音楽: ランディ・ニューマン
- エンディングテーマ: Ne-Yo
キャスト (声の出演)
- アニカ・ノニ・ローズ
- ブルーノ・カンポス
- キース・デヴィッド
- ジェニファー・ルイス
- ジョン・グッドマン
- ジム・カミングス
- マイケル=レオン・ウーリー
- テレンス・ハワード
- オプラ・ウィンフリー
- ジェニファー・コーディ
- ピーター・バートレット
- 他
DVD情報
関連リンク
主な上映劇場
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