イギリス人の心の故郷と言われる南西部の丘陵地帯・コッツウォルズ。ライムストーンの家々が立ち並ぶチッピング・カムデン村の風景と中世から続く自給自足の暮らし、春から秋にかけての庭の情景を紹介する。絵画のような美しさに心奪われる1枚。
ワーナー・マイカル・シネマズ劇場案内
コッツウォルズ (Cotswolds) は、イングランド中央部に広がる標高300m以上に達する丘陵地帯であり、時としてイングランドの中心と呼ばれる。
コッツウォルズは、特別自然美観地域 (Area of Outstanding Natural Beauty) として指定されている。 この丘陵地帯の中で最も高いのは330mのクリーブヒルである。
コッツウォルズはグロスターシャーに属する面積が最も広く、そのほかサマセット州、オックスフォードシャー、ウィルトシャー、ウォリックシャー、ウスターシャーの各州にまたがっている。
コッツウォルズとは「
羊の丘」という意味である。
コッツウォルズは古い歴史を持ち、羊毛の交易で栄えていた。 現在でも、古いイングランドの面影を残した建物を見ることができる。 20世紀にはいり、その景観を活かした観光業が盛んになっており、毎年多くの観光客が訪れている。黄色みを帯び「蜂蜜色の石」「ライムストーン」とも称される石灰岩「
コッツウォルズストーン」を使った建物群が特徴的な景観をなしている。
地理
- 大都市からは長距離のコーチが出ている。
- 町の間を移動するにはバスに乗る必要がある。
コッツウォルズゆかりの人物
- ビアトリクス・ポター
- ジェーン・オースティン
- ウィンストン・チャーチル
- グスターヴ・ホルスト - 1900年、ウィリアム・モリス追悼のためにコッツウォルズを題材とした交響曲を作曲。
- ウィリアム・モリス
見所
- チェルトナム画廊&博物館
- パインズウィックのロココ式の庭園
- バラの2200の種があるマームズベリー修道院家の庭
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