シチリア!シチリア!
1930 年代、イタリアはシチリアの町バーリアで貧しい牛飼い一家の次男として生まれたペッピーノ。幼い頃から父や兄と共に農場や牧場に働きに出て学校に行くことも儘ならなかったが、強い絆で結ばれた家族に囲まれ貧しいながらも楽しい少年時代を送る...
予告編
ワーナー・マイカル・シネマズ劇場案内
解説
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、父親の人生をベースに、故郷シチリアへの郷愁を綴った一大叙事詩。1930年代から80年代にかけての時代背景とともに、シチリアで生まれ育った少年の成長を描く。出演は「わたしの一番幸せな日」のフランチェスコ・シャンナ、モデル出身のマルガレット・マデ
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ストーリー
太陽が眩しく輝き、風が荒々しく吹き抜けていくシチリアの町バーリア。牛飼いのトッレヌオヴァ家は貧しかったが、家族が力を合わせて、毎日を力強く生きていた。まだ幼い次男ペッピーノも、大人たちに連れられて農場や牧場で働く。子供とはいえ、大目に見てもらえることもなく、収穫数が足りなければ容赦なく賃金はカット。チーズ3つと引き換えに出稼ぎに行った牧場では、1冊しかない教科書をヤギに食べられてしまう。落ち込むペッピーノだったが、その地方に伝わる伝説を聞き、胸を躍らせる。それは、3つの岩山の頂に、一つの石を連続して当てることが出来たら、黄金を隠した洞窟の扉が開くというも... 太陽が眩しく輝き、風が荒々しく吹き抜けていくシチリアの町バーリア。牛飼いのトッレヌオヴァ家は貧しかったが、家族が力を合わせて、毎日を力強く生きていた。まだ幼い次男ペッピーノも、大人たちに連れられて農場や牧場で働く。子供とはいえ、大目に見てもらえることもなく、収穫数が足りなければ容赦なく賃金はカット。チーズ3つと引き換えに出稼ぎに行った牧場では、1冊しかない教科書をヤギに食べられてしまう。落ち込むペッピーノだったが、その地方に伝わる伝説を聞き、胸を躍らせる。それは、3つの岩山の頂に、一つの石を連続して当てることが出来たら、黄金を隠した洞窟の扉が開くというものだった。合間を見ては、繰り返し石を投げるペッピーノ。その一方で、時々父親とともに出かける映画館で無声映画を見ることも、彼にとってかけがえのない時間だった。こうしてペッピーノの少年時代は、笑いと涙が詰まった沢山の思い出に囲まれて過ぎてゆく。やがて世界中を巻き込んだ戦争が終わり、シチリアにもひと時の平和が訪れた頃。逞しい青年に成長したペッピーノ(フランチェスコ・シャンナ)は、世の中を良くしたいという理想に燃え、政治の世界に足を踏み入れる。同じ頃、彼は長い黒髪と大きな瞳が美しいマンニーナ(マルガレット・マデ)と出会い、激しい恋に落ちる。だが、貧しいペッピーノとの結婚に反対するマンニーナの両親は、金持ちとの婚約を勝手に決めてしまう。愛し合う2人は想いを貫くために駆け落ち。ついに教会で永遠の愛を誓い合う。愛する人と新しい人生に踏み出したペッピーノ。だが、幸せに満ちた彼を待っていたのは、世の中の矛盾、家族の死……。やがて時代は不穏な空気を孕み始める。そんな中、ペッピーノはあの岩山の伝説を試そうと、再び石を投げてみるが
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【公開日】 2010年12月18日
【英題】 BAARIA
【製作年】 2009年
【製作国】 イタリア
【映倫情報】 PG12
【上映時間】 151分
【配給】 角川映画
【監督・脚本】 ジュゼッペ・トルナトーレ
【音楽】 エンニオ・モリコーネ
【撮影】 エンリコ・ルチディ
【美術監督】 マウリツィオ・サバティーニ
【衣装】 ルイジ・ボナーノ
【出演】 フランチェスコ・シャンナ マルガレット・マデ ニコール・グリマウド アンヘラ・モリーナ モニカ・ベルッチ リナ・サストリ サルヴォ・フィカッラ ヴァレンティノ・ピコーネ ガエタノ・アロニカ ルイジ・ロ・カーショ ミケーレ・プラチド ラウル・ボヴァ
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