スタッフ
監督:スティーヴン・キジャク
キャスト
スコット・ウォーカー、デイヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、スティング、デーモン・アルバーン、ジャーヴィス・コッカー、レディオヘッド
ストーリー
かつてウォーカー・ブラザーズとしてポップ・アイドルの座に君臨し、現在では伝説のカルトミュージシャンとして知られるスコット・ウォーカーの半生を追った初めてのドキュメンタリー映画。 デビュー当時から現在に至るまでの軌跡を、関係者の証言を元に追う。 スコットを敬愛し本作のエグゼクティブ・プロデューサーとなったデヴィッド・ボウイも出演している他、多数の有名ミュージシャンが出演。 アルバム「ザ・ドリフト」の制作風景も収録し、今なお最前衛で活躍するスコットの知られざる素顔に迫る。 第57回ベルリン国際映画祭パノラマ部門招待作品
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1965年ウォーカー・ブラザーズの一員としてデビュー。
3rdシングル「涙でさようなら」が全英チャート1位のヒットを記録。
イギリスのみならずヨーロッパ、オセアニア、日本でアイドル歌手として絶大な人気を得る。
ウォーカー・ブラザーズ解散後、複数のソロアルバムを発表。
1999年、レオス・カラックス監督の映画『ポーラ X』の音楽を担当、2000年にはロンドンの音楽イベント メルトダウン・フェスティバルのゲストキュレーターを務め、レディオヘッドやU2等、次世代のアーティストにまでその影響は及んでいる。
略歴
フランク・シナトラ、トニー・ベネットに憧れ、3歳から歌い始める。エディ・フィッシャーに認められ、14歳でロサンゼルスのレコード会社よりデビュー。エディ・フィッシャーとエリザベス・テイラーの離婚を機に独立する。 高校時代にはオーケストラでコントラバスを担当、この頃エレキ・ベースを修得。卒業後は美術学校へ進むが、子役時代に知り合ったジョン・マース(後のジョン・ウォーカー)とハリウッドで再会し、ダルトン・ブラザース名義でレコードをリリースした。 1964年、エルヴィス・プレスリーのバックで一時期ドラムを叩いていたゲイリー・リーズ(後のゲイリー・ウォーカー)を加え、ウォーカー・ブラザースを結成。テレビ番組「ハリウッド・ア・ゴーゴー」に出演する。その後、イギリスへ向かいフィリップスレコードと契約し、1965年2 月にシングル「Pretty Girls Everywhere」でデビュー。2ndシングル「Love Her」は全英チャート14位を記録。3rdシングル「涙でさようなら」は全英チャート1位のヒットを記録した。以降、「太陽はもう輝かない」(全英チャート1位、全米チャート14位)、「孤独の太陽」、「ダンス天国」等、複数のヒットを放ち、イギリスのみならずヨーロッパ、オセアニア諸国、日本で高い人気を得る。1967年5月、シングル「Walking In The Rain」のリリースから数日後に解散した。 ウォーカー・ブラザースの解散後もイギリスに活動拠点を置き、1967年11月にソロアルバム「Scott」を発表。ベルギーのシャンソン歌手ジャック・ブレルの「Jackie」をカバーした同名のデビューシングルを同年10月にリリースし、全英チャート22位を記録。同年キャリア最大のヒットとなるシングル「Joanna」が全英チャート7位、アルバム「Scott 2」は全英チャート1位を記録した。翌1969年にリリースされたアルバム「Scott 3」も全英チャート3位を記録するヒットとなった。1975年、ウォーカー・ブラザースを再結成しリリースしたシングル「No Reglets」は全英チャート7位のヒットを記録する。1977年まで活動した。1999年には映画「ポーラ X」の音楽を手掛ける。2000年のメルトダウン・フェスティバルではキュレーターを務め、レディオヘッド、ブラーらを招いている。2007年、ドキュメンタリー映画「
スコット・ウォーカー 30世紀の男」が全英公開された。
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