日米の心を動かした実話!文学界の巨匠・大岡昇平原作、戦犯裁判を戦い抜いた東海軍司令官・岡田資中将の誇り高き生涯を描いた感動作。第二次世界大戦後、無差別爆撃を実行した米軍搭乗員処刑の罪に問われ、裁判にかけられた東海軍司令官・岡田資中将。法廷闘争を“法戦”と名づけ立ち向かう夫を傍聴席から見守る妻・温子とその家族。岡田資中将が命を懸けてまでも伝えたかったこと、守り抜いたものとは何だったのか…。
第二次世界大戦終了後、元東海軍司令官・岡田資中将は、名古屋空襲時における一般民衆への無差別爆撃を実行した米軍搭乗員処刑の罪に問われ、B級戦犯として裁判にかけられた。岡田中将の弁護人であるフェザーストーンと相対するバーネット検察官、裁判長のラップ大佐をはじめ、裁判を行うのは戦勝国アメリカ。そんな中、岡田中将は、自己の信念を曲げることなく、すべての責任は指示を下した自分にあると主張。法廷闘争を法における戦い「法戦」と呼び、飽くまで戦い抜こうと立ち向かう。部下を守り全責任を負う覚悟を見せる岡田中将の潔い姿は、次第に、敵国の検事や裁判官をはじめ法廷内にいるすべての人を魅了し心動かしていく・・・・。
PR