戦国時代が終わりを告げようとしていたころ、刺客として育てられた少女あずみの戦いを描いた、小山ゆう原作のアクション時代劇、待望のシリーズ第2弾。徳川の刺客として豊臣側の大名たちの命をつけねらうあずみ(上戸彩)とながら(石垣祐磨)は、伊賀の新米くノ一こずえ(栗山千明)を道案内に、最後の標的・真田昌幸(平幹二朗)を追う。そのさなか、かつて自分が斬った最愛の仲間・なちとそっくりな野党軍団の銀角(小栗旬)と出会い…。今回は監督が平成『ガメラ』シリーズの金子修介にバトンタッチし、前作ほどのテンションには欠けるが、続編映画としての使命をまっとう。また高島礼子ら敵側との戦いにも一工夫がなされており、なかなかに迫力のある死闘が繰り広げられている。
群雄割拠の戦国時代が終わりを告げ、世を二分する徳川と豊臣の戦いもいよいよ終盤を迎えていた頃。剣を手にして戦場を駆け抜けるひとりの少女がいた。少女の名前はあずみ・・・。使命のため共に修行をしてきた初恋の相手をも斬り、目の前で次々命を落としていく同士の屍を乗り越えて生き延びてきたあずみ。激しい攻防の末唯一残った仲間・ながらと共に、残る標的・真田昌幸を今日も追う。一方、真田軍は最強の忍びである空如が六波や土蜘蛛を従え、上野甲賀衆を身辺警護として集結させ応戦の準備を整えていた。決戦の時が近づく。あずみが心揺らす銀角も闘いに巻きこまれていく。愛か、使命か--あずみの選んだ道は……!
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