ザ・ライト ~エクソシストの真実~
信仰を見失ったアメリカの神学生マイケル。卒業を間近に控えたマイケルは、司祭になる道を捨てようとしていたが、恩師に引き止められてローマに渡り、バチカンのエクソシスト養成講座を受け始める。やがてマイケルは、異端だが“一流のエクソシスト”だと讃えられるルーカス神父の悪魔祓いを手伝うことになる。 16歳の少女の儀式に立ち会ったマイケルは、悪魔の存在を疑う。だが、マイケルを待ち受けていたのは、疑惑を完璧に打ち砕くような、数々の恐るべき出来事だった。
カルメン 3Dオペラ
19 世紀半ばのセビリア。竜騎兵の伍長ドン・ホセは、タバコ工場で騒ぎを起こしたカルメンを逮捕する。カルメンの官能的な魅力にとりつかれたホセは、彼女を逃がした挙句、自らも軍を脱走し、ジプシーの密輸団に加わってしまう。だが、カルメンの心はホセから離れ、闘牛士エスカミーリョに移っていく。
ガクドリ
一浪して赤城山大学に合格したマサキは、自動車教習所で美人教官の菜々子に一目惚れ。偶然にも菜々子は赤大の卒業生でかつ、自動車部のOGで、バリバリのドリフターだった。今でも時々は部に顔を出すと聞いたマサキは、自動車部への入部を決める。しかしドリフトどころか自動車のこともわからないマサキは、親友・熊太郎の影響や、強面な先輩・今井との対立の中、自分でも知らなかったドリフトの才能に目覚めていく。
METライブビューイング/ドニゼッティ 《ランメルモールのルチア》
17 世紀スコットランドのランメルモール地方。領主エンリーコの妹ルチアは、兄がその領地を奪ったエドガルドと愛し合っている。しかしエンリーコは現在の経済的困窮から家を守るため、妹を高官アルトゥーロと政略結婚させようとしていた。永遠の愛を誓ったルチアとエドガルドだが、エンリーコは目的のため彼女の出した手紙をこっそり取り上げ、逆にエドガルドが心変わりをしたかの偽手紙を読ませるなど策を弄し、強引に結婚を進める。帰国し婚礼を見て怒り狂うエドガルド。その争いの中、繊細で夢見がちだったルチアの精神は次第に崩壊を始めていた。やがて迫り来るたとえようもない悲劇。
管制塔
「僕は本当に無力な15歳で、今、ミィの為に出来ることといったら、目印をつける事と歌い続ける事しか思いつかなかった」……。日本の最北端、“最果ての街” 稚内に生まれ育ち、どこにも自分の居場所を見つけられずにいた中学生・藤田駈、15歳。そんな彼の前に、「ムーミン」のミィのような転校生・滝本瑞穂が現れ、孤独な二人は心を通わせるようになる。駆が家で古いギターを見つけたことがきっかけで、二人はバンドを結成することになり。
ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路
父レオポルド・モーツァルトの薫陶によって3歳から音楽を学び、たちまちその才能を開花させた14歳のナンネルことマリア・アンナには、11歳の弟ヴォルフガングがいた。3年半にも及ぶ長い演奏旅行の最中、父はヨーロッパ各地の演奏会で“神童”と絶賛を浴びるヴォルフガングを溺愛し、ナンネルにはヴァイオリンに触れることさえ禁じる。「女性は作曲家にはなれない」が常識の18世紀ヨーロッパの音楽界。それでもナンネルは、ヴォルフガングのヴァイオリン演奏で伴奏者を務め、聴衆を魅了するのだった。やがて、一家は時のルイ15世が君臨するヴェルサイユ宮で演奏する機会に恵まれる。そして、それがナンネルの運命を波乱に満ちたものへと一変させることになろうとは、そのときは誰も想像していなかった。
ミス・ギャングスター
ジョンジャ、ヨンヒ、シンジャの仲良しおばあちゃん三人組は、ひとつの大きな目標に向かってがんばっていた。それは三人でのハワイ旅行。手段はどうであれ、長い年月を費やしてやっと目標金額にたどり着いたのだが、旅行費用を振り込み中、銀行強盗にお金を奪われてしまう。銀行は補償は無いという。怒りに燃えたおばあちゃんたちは、自らの手でお金を取り戻そうとする。その手段は、何と銀行強盗だった。
Livespire『ワールドクラシック@シネマ 2011』 バレエ 「白鳥の湖」 ロシア ボリショイ・バレエ
王子ジークフリートは、ある晩、森の湖畔で美しい女性オデットに出会う。彼女は悪魔によって白鳥にされ、幽閉されていた。その呪いを解くには、まだ誰も愛したことがない男性の真の愛が必要と聞いた王子は、彼女に永遠の愛を誓う。翌日城では、王子のお妃を決める宴が開かれる。そこへ現れたオデットにそっくりなオディールの魅力に目をくらまされた王子は、心からの愛を誓ってしまう。その途端、舞台は一転。何と彼女は悪魔の娘だった。我に返った王子は、急いでオデットの元へと向かう。
大地の詩 -留岡幸助物語-
岡山県高梁に生まれてすぐに商家の養子になった幸助は、ある日、金持ちの武士の子に一方的に殴られ、耐えきれずに相手に噛みつき打ち負かす。そのことで米屋を営む実家は得意先を失い、幸助は父から折檻を受け、学校を退学させられたあげく商人になることを強いられる。幸助は幼くして不平等な身分社会に憤りを感じる。青年になると、幸助はキリスト教へ入信。同志社英学校神学科を卒業後、丹波教会の牧師となり活躍するが、明治24年、金森通倫牧師の勧めで、北海道・空知にある監獄の教誨師に就任。強制労働など過酷な刑罰を受ける囚人達。幸助は、囚徒を更生させ、監獄を改革しようと、3年に渡り囚徒の過去を調査。そして、犯罪の芽は幼少期に発することを知り、幼い頃の家庭教育の大切さに気づく。また、幼き日の友人が、犯罪者になっていたことも少年感化に従事する遠因となる。幸助は教誨師を辞めると、米国に渡り2年をかけて欧米の監獄事情を学ぶ。そして帰国後、少年感化を実現すべく、北巣鴨の一角に「家庭学校」を作り、広く感化を要する子弟を教育、少年感化事業の先駆者となる。後に巣鴨の地が都会的になると、北海道・遠軽の地に家庭学校を作る。
人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女
売れない舞台女優・山田真歩は、自らが主演するネットドラマの制作を企画する。目指すは10万アクセス!芝居仲間の牧野とともに、とある田舎町に旅立った真歩だったが、撮影現場はトラブル続出!そこで、牧野は真歩のある隠された秘密を知ることとなる…。彼女は“人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女”だったのだ!果たしてネットドラマは本当に完成するのか。
引き裂かれた女
田舎町モンヴァランに妻と暮らす高名な作家シャルル・サン・ドニは、新作を出版したばかり。編集者の頼みで新刊PRのためTV局へやってきたシャルルは、お天気キャスターのガブリエルと出会い、心惹かれる。翌日、書店のサイン会でガブリエルと再会したシャルルは、オークション会場へ一緒に行こうと彼女を誘う。会場にスポーツカーでやってきた若いハンサムなポールに強引に言い寄られるが、さりげなく相手を無視するガブリエル。シャルルは1冊の本をオークションで落札し、ガブリエルに渡す。その後自然に結ばれる2人…。ある晩、執筆が進まないシャルルは彼女を秘密の社交場に連れていく。彼は何も知らないガブリエルを上の階の乱交用の部屋へ導く。翌日からシャルルはロンドンに出張で、でかけてしまった。ガブリエルは彼の仕事場を訪ねたが、鍵が換えられていて入れない。ショックを受けた彼女は寝込んでしまう。元気がないガブリエルをポールが見舞いに。気分転換に海外旅行を提案するポール。旅先で徐々に明るくなるガブリエル。ある日、酔ったはずみでポールの求婚を受けてしまう。2人の男に愛されている彼女には、まだ過酷な運命が待ちかまえていた。
はい!もしもし、大塚薬局ですが
夫に先立たれ、娘と二人暮らしの大塚真名美・40歳。小さな「大塚薬局」の店長をしているが、店番も身だしなみも家事も手抜き全開。中学生の派手ギャル一人娘・英子にも呆れられる毎日。唯一の楽しみといえば、閉店間際のスーパーの安売りセールに、近所の主婦仲間である柏野由美子と“狩り”に行くことだけ。ある日、大塚薬局に常連客がついた。冴えない女子中学生の永作恵美だ。毎日毎日、薬局で色違いのマニキュアを一本ずつ買っていく恵美。不思議に思った真名美が問いつめると、恵美は自分のヒミツを打ち明ける。爪をカラフルにすると恋が叶うというおまじないを信じていること、同じクラスの男の子・荒井秀樹に密かに片思いをしていること。おまじない、同級生、片思い、中学3年…恵美の話を聞いているうちに、真名美の脳裏に初恋の記憶がよみがえる。大好きだった同級生・曽根大地のこと、親友だった横浜冴子のこと、そして、恋に一生懸命だった25年前の自分のこと。しかし、当時の真名美は失恋してしまったのだ。叶わなかった自分の想いを託すように、恵美にアドバイスをする真名美。いつしか、恵美の気持ちを無視して、ヒートアップし。
ドクター・フィールグッド~オイル・シティ・コンフィデンシャル~
70 年代初頭からイギリスのパブロック・シーンを牽引し、後のパンク・ロック・ムーブメントの火付け役となったドクター・フィールグッド。ウィルコ・ジョンソンのピックを使わない鋭いカッティングと狂気を伴った視線やマシンガン・ギターと形容されるステージ・パフォーマンス、白いスーツにくわえタバコといった出で立ちリー・ブリローのワイルドな歌声。二つの強烈な個性がぶつかり合い、全ての余分な贅肉を削ぎ落とした本当のロックが生まれた。安物のスーツに身を包んだ4人組がいかに爆発的な勢いでイギリスのロックシーンを変えてしまったか、どのように結成され、その後どのような経緯をたどったかを、当時のイギリスの文化、社会情勢、パブ・ロックなどとともに映し出す。
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