紙風船
監督:秋野翔一/廣原暁/眞田康平/吉川諒
出演:仲村トオル/緒川たまき/大後寿々花/森岡龍/水橋研二/石田法嗣/高橋真唯/林剛史
内容:大正から昭和にかけて活躍した劇作家・演出家、岸田國士。演劇界では小劇団から商業演劇まで数多く上演され続け、1956年に巨匠成瀬巳喜男が氏の原作を映画化している。本作は、東京芸大生が氏の描く今も変わらぬ“リアル”に共感し映画化したもの。鎌倉・江ノ島の美しい情景を舞台に、それぞれの運命が今幕を開ける!江ノ島を舞台に繰り広げられる、淡いラブストーリー...
予告編
解説
大正から昭和にかけて活躍した劇作家、岸田國士。演劇界では小劇団から商業演劇まで、数多く上演され続け、 1956年に巨匠成瀬巳喜男が氏の原作を映画化している。80年近く前に書かれた作品が、何故平成の今の世にも受け継がれているのだろうか? それは、ずっと前から変わらない人間同士の温かさや寂しさ、愚かさや愛しさといった、誰しも感じる感情が作品に満ち溢れているからだった。関係性が刹那的になってしまった「こんな時代」だからこそ、改めて気付かされる岸田の世界。企画プロデュース、制作から公開までの全工程を東京芸大が中心となって行なわれ、映画『紙風船』は誕生した。“鎌倉・江ノ島” という歴史と文化が色づく街で、主な撮影が敢行された。「あの星はいつ現はれるか」では湘南藤沢フィルムコミッションに協力を依頼、七夕祭りを再現!「命を弄ぶ男ふたり」では、鎌倉・海蔵寺が待ち合わせ場所として登場し、「秘密の代償」では普段一般公開される事のない、国の登録有形文化財の旧華頂宮邸が、登場人物が暮らす家として登場。若き映画人の熱意に応える形で実現した鎌倉・江ノ島での撮影は、物語に彩りと深みを与えている。ロケーションも見どころの一つとして是非、味わって頂きたい! 2010年で、デビュー25年を迎えた仲村トオル、映画、舞台と活躍が目覚ましい緒川たまき、高い演技力で 魅了する国際派女優、大後寿々花、若き才能を支え作品に存在感を与えている、光石研と富田靖子。数多くの映画に出演、個性派俳優の水橋研二、日韓合作作品に出演など活躍が目覚ましい石田法嗣と、短編映画の特集上映が組まれる等高い演技力に定評のある佐津川愛美、そして、映画だけでなくテレビ、舞台と幅広く活躍している高橋真唯、自身も監督を務める等幅広い才能で魅了している吉行由実。さらに、森岡龍、桝木亜子、林剛史、清水大敬という実力派俳優・女優陣が集結。見応え充分の名演がスクリーン上で交錯する
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ストーリー
絵ノ葉(大後寿々花)と同じクラスの男子、大隈(森岡龍)は、親も知る仲のいい幼馴染。最近絵ノ葉は、大隈へのちょっと違う気持ちに気づき始めた。友情?恋愛?そんな絵ノ葉の様子に気づいた両親(光石研、富田靖子)の反応は別々で、絵ノ葉の気持ちは揺れるが… 高校の教師である雅人(水橋研二)とかつての教え子、要(石田法嗣)と遥(佐津川愛美)が再会する。三人は学校の屋上へ忍び込み宴を始めるが、遥が屋上から飛び降りてしまう。そこでふたりは、遥が自殺したように見せかける為にある行動に出るが… 生田家の家事代行美和(高橋真唯)は、ある日突然仕事を辞めたいと生田数子(吉行由実)に告げる。数子は美和に理由を問い詰めるが、美和はその理由をなかなか話さない。そんな美和の態度に数子は、夫(清水大敬)と息子(林剛史)と何かあったのではないかと疑い始め… 夫婦(仲村トオル、緒川たまき)は二人っきりの日曜日を持て余していた。何気ない会話を続けるも、なかなか噛み合わない。ふと小旅行を思いついた二人は”ごっこ遊び”で、鎌倉へ向かう。加速していく”ごっこ遊び”だったが、夫のある行動によって二人は現実に戻って来て
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【監督】廣原 暁/眞田康平/吉川 諒/秋野翔一
【プロデューサー】山下佳奈子/牛久保舞/趙 民映/山田彩友美
【脚本】吉井顕之介/後藤那穂子/古田円香/元澤英悟
【撮影・照明】北原岳志/宮本佳史/手嶋悠貴/西 佐織
【録音】渡辺一輝/宮崎圭祐/藤口諒太
【美術】有馬佐世子/高井良崇/佐々木麗子/飯森則裕
【編集】石井沙貴 川上響子 末松 寛 片寄弥生
【出演】大後寿々花/森岡龍/桝木亜子/今井隆文/光石研/富田靖子/水橋研二/石田法嗣/佐津川愛美/高橋真唯/林剛史/清水大敬/坪田秀雄/吉行由実/仲村トオル/緒川たまき
【公式サイト】
紙風船
【公式Twitter】
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