わさお
監督:錦織良成
出演:薬師丸ひろ子/きくやわさお/甲本雅裕/鈴木砂羽/大沢樹生/嶋大輔/尾美としのり/佐野史郎/笹野高史/平田満
内容:青森県鯵ヶ沢町でイカ焼き屋「きくや」を営むセツ子は、たくさんの捨て犬を保護して、世話をしていた。店は犬を可愛がる子供たちが集まり、特に小学生のアキラは犬が大好きだった。ある日、白いライオンのような犬が町で見かけられるようになる。独特の風貌から町の人々は犬を「わさお」と呼んでいたが、食べ物を与えようとしても、なかなか近付いてこない。しかし、セツ子は、わさおの視線の先に、常にアキラがいる事に気がつく。
予告編
ワーナー・マイカル・シネマズ劇場案内
解説
ブログでの紹介をきっかけに“ブサかわ犬”として人気になった青森県に住む“わさお”を主人公に、捨て犬だった過去から、飼い主と出会うまでを描いたドラマ。吹き替えなしで“わさお”自身が出演している。出演は「今度は愛妻家」の薬師丸ひろ子。監督は「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の錦織良成
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ストーリー
東京から走る貨物列車の中から、白く長い毛に覆われた大きな秋田犬が遠くの風景を見つめていた。疲れ果てて足取りも重いが、それでも秋田犬は旅を続けた。背後に白神山地の見える青森県鰺ヶ沢。動物好きの菊谷テツ子(薬師丸ひろ子)が店先で6頭の犬にエサをやっている最中に、その秋田犬は現れた。エサを与えようとしても食べず、犬は1人の少年を見つめる。その少年の名はアキラ。交通事故で入院中の母親を姉と2人で面倒見る一方で、動物好きの彼は、テツ子の動物の世話を手伝っていた。相撲とトライアスロンが盛んな鰺ヶ沢には様々な人たちがいた。テツ子の店の常連の老人3人組。中学生3人組、テ... 東京から走る貨物列車の中から、白く長い毛に覆われた大きな秋田犬が遠くの風景を見つめていた。疲れ果てて足取りも重いが、それでも秋田犬は旅を続けた。背後に白神山地の見える青森県鰺ヶ沢。動物好きの菊谷テツ子(薬師丸ひろ子)が店先で6頭の犬にエサをやっている最中に、その秋田犬は現れた。エサを与えようとしても食べず、犬は1人の少年を見つめる。その少年の名はアキラ。交通事故で入院中の母親を姉と2人で面倒見る一方で、動物好きの彼は、テツ子の動物の世話を手伝っていた。相撲とトライアスロンが盛んな鰺ヶ沢には様々な人たちがいた。テツ子の店の常連の老人3人組。中学生3人組、テツ子の夫たち。町の人々たち。そんな人々の間で、ライオンか熊かという正体不明の動物の目撃情報が相次いで持ち上がる。農作物の被害も相次ぎ、子どもたちの安全のためにも駆除が必要ということになり、マタギの猟師が呼ばれる。テツ子の前に現れた秋田犬は、ちょうどライオンのような外見をしていた。テツ子の尽力で少しずつエサを食べるようになったが、滅多に人には懐かず、現れては消えていた。その犬は、トライアスロンの練習に励む老人や地元の中学生たちをいつも励まし、テツ子のところにいる老犬を心配してくれたが、テツ子は気が気ではない。畑を荒らす熊と間違えて犬は駆除されてしまうのではないか?すべての生き物を助けようとするテツ子。母の交通事故の原因が子犬だったことから、犬を愛しながらも踏み出せないアキラ。何か考えがあるかのように、2人の近くに現れる犬。トライアスロン大会やねぶた祭りなど、様々な出来事を織り込みながら、物語は進む。北の大地で自然を愛し、人を愛し、動物を愛し生きる姿。人間としての愛情。自然に対する愛情。生き物すべてに対する愛情。もの言わぬ犬たち。はたして秋田犬とテツ子の運命は
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【公開日】 2011年3月5日
【製作年】 2011年
【製作国】 日本
【上映時間】 116分
【配給】 東映
【監督】 錦織良成
【脚本】 小林弘利
【撮影】 柳田裕男
【出演】 薬師丸ひろ子
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