世界遺産 タンザニア編 2010/01/02 (Sat)

TBS系で放映中のドキュメンタリー「世界遺産」シリーズの「タンザニア編」。アフリカ大地溝帯で最大のンゴロンゴロ・クレーターに生息する25,000頭の野生動物たちを追った「ンゴロンゴロ自然保護地区」と、「キリマンジャロ国立公園」を収録。

世界遺産 タンザニア編

内容紹介

• アフリカ大地溝帯の4000万年前に始まった地殻の変動は、今もアフリカの大地を、年に数ミリづつ引き裂き、そこには火山や湖・クレーターが帯状に連なる。中で最大のンゴロンゴロ・クレーターは、2400mの外輪山に囲まれ、直径およそ18km、ほぼ垂直に700m近く底へと落ち込んでいる。
• タンザニア政府は、遊牧民マサイがンゴロンゴロで放牧することを、例外的に認めた。そこは、マサイが他の部族から守ってきた大地だからだ。牛の糞をこねて、家をつくるのは女たちの仕事。自然保護区は、野生動物と人間が一体となって共存する世紀の実験場になった。
• 「アフリカに、万年雪を抱いた山がある」ドイツ人の宣教師の報告を、19世紀の地理学者は誰も信じなかった。古代からヨーロッパの人々の創造力をかき立てた伝説は真実だった。アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロ---5895m。南緯3度、ほぼ赤道直下の熱帯で<純白に輝く山>は、世界で最も高い火山の一つだ。
• キリマンジャロ登山は、麓のサバンナからクレーターの氷河まで、地球上のあらゆる気候を体験する。6000m近い山で素人でも登頂できるのは、ここだけだ。登山客は今、年間2万5千人を超える。撮影隊は、32人のポーターを雇い、8日をかけてウフル・ピークに挑む。「もっとも美しく、かつ険しい」シラ・ルートを行く。

タンザニアの世界遺産一覧

• ンゴロンゴロ保全地域 - (1979年、自然遺産)
• キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群 - (1981年、文化遺産)
• セレンゲティ国立公園 - (1981年、自然遺産)
• セルース猟獣保護区 - (1982年、自然遺産)
• キリマンジャロ国立公園 - (1987年、自然遺産)
• ザンジバル島のストーン・タウン - (2000年、文化遺産)
• コンドアの岩絵遺跡群 - (2006年、文化遺産)

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