ブラック・スワン
この作品は
ニューヨーク・シティ・バレエ団の一バレリーナが、「
白鳥の湖」の主演の座を射止め、その難役をやり遂げるために自分自身の限界を超えていく、そのプロセスを描いた映画
ブラック・スワン。この作品が全世界で絶賛され、
映画批評家やバレエファンの範疇だけではなく、バレエに馴染みのない観客をも巻き込んだ社会現象にまでなっているのにはいくつもの理由があり。まずは、主演女優
ナタリー・ポートマンの、その美しさに心を奪われ、心の襞に共感せずにはいられない迫真の演技。それから、一人のダンサーが純粋で可憐な“
白鳥”と、邪悪で誘惑的な“
黒鳥”を踊り分けなければならないという、「
白鳥の湖」というバレエそのものが持っている、尽きせぬ魅力。そこから、この映画
ブラック・スワンのもつ、生と死、舞台の裏と表、聖と俗が表裏一体となった、一瞬たりとも目を離せないスリルが生まれます。
紹介記事:
ブラック・スワン
予告編:
ブラック・スワン