宇佐木玲子 - 米倉涼子
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・交渉班主任 階級は警部補。 機動隊員だった父が真理谷ら少年グループの立てこもり事件で殉職したことに疑問を持ち、その真相を探るため父親の死後から本人の強い希望で少年係から交渉班に異動した。週に何度か死刑囚となった真理谷に接見している。交渉班配属当初は周りに歓迎されず、管理官の桐沢や係長の木崎に敵視されていた。「人質も犯人も殺さず、死なせずに事件を解決する」ことを信念として持っており、これを理想論と語る桐沢には全く相手にされていなかった。だが今ではその巧みでまっすぐな交渉術が認められ、交渉班で凶悪犯に立ち向かっている。
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)
桐沢圭吾 - 陣内孝則
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・交渉班管理官 階級は警視。 宇佐木の上司で交渉班の指揮官。警察上層部からは信頼が厚かったが連続殺人犯の真理谷ら少年グループの立てこもり事件で交渉が失敗したことで同僚であった宇佐木の父親を死なせてしまったことを引きずっていた。宇佐木の交渉班配属当初は不満を抱いていたために宇佐木に辛く当たっていた。しかし今ではその実力を認め信頼しているが、今でもときどき、宇佐木に対し辛く当る時もある。
木崎誠一郎 - 筧利夫
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・交渉班係長 階級は警部。 叩き上げの優秀な交渉人。警察上層部の異動指令で宇佐木の交渉班配属に対し不満を抱き、当初は宇佐木のやり方を快く思っていなかった。今では宇佐木の才能を認めている。宇佐木がFBI研修前に起こった立てこもり事件で宇佐木が狙撃されてしまい重傷を負ったため、代わりにFBI研修を受けていた。日本帰国後の現在は交渉役を宇佐木に任せ、自分はサポート役に徹している。
甘利祐介 - 高岡蒼甫
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・交渉班 階級は警部。 宇佐木と同時期に特殊班に配属された。東京大学卒業後、警察学校に進学し、FBI研修を受けてきたいわゆるキャリアの卵。配属当初から高林元捜査一課・課長の指示で宇佐木の監視役となっていた。宇佐木の情報を知るために宇佐木の友人の三村留美子を利用した過去がある。真理谷の脱走事件で怪我を負い一時入院生活を送った。現在、復帰してからは全力で仕事を行っている。積極的に捜査に立ち向かうが野次馬の言動や行動に憤りを表わしている。一方ではやさしく几帳面な性格もあり、警察官を目指していた柴田弘樹を励ましていた。 しかし、サマークロース事件でばら撒かれた拳銃の1丁が柴田弘樹の手に渡ったことで事件に巻き込まれ、命を落としてしまう。
墨田耕平 - 笹野高史
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・交渉班係長 階級は警部。 交渉班の最年長として長年、交渉人の仕事をこなしてきた。現在はゴルフのしすぎで腰を痛め、事件現場に赴くことが少ない。妻がいるにもかかわらず、愛人を作り、錦糸町にまで遊びに出かけていた。長年の交渉人の経験を生かし、自殺者を説得する名手でもある。宇佐木を支持する一人である。
長谷部邦男 - 鈴木浩介
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・無線係主任 階級は警部補。 犯罪心理学に精通し、無線係としての特殊な才能を持ち合わせている。実は自分が出動した事件現場で収録した音声通信をプライベートで保管しており、その中に宇佐木の父親の死の真相に迫る物がありそれを宇佐木に聞かせた。第2シリーズでは写真のみの登場である。
菅原由美 - 中山恵
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・総務係 階級は巡査部長 交渉班の総務係で宇佐木を快く思っていない。墨田の愛人である。
山本緑 - 河本麻希(第1シリーズ)
交渉班のオペレーション係。桜庭健二 - 塚地武雅(ドランクドラゴン)(第2シリーズ) 警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・音響係主任 階級は警部補。5係に第2シリーズ以降に配属された。 王子隼人 - 八神蓮(第2シリーズ) 警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係 階級は警部補。 甘利と同様、東京大学卒業後、警察大学校に進学し、FBI研修を終えて、交渉班に配属されたばかりの新人。
佐山葵 - 永池南津子(第2シリーズ)
警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査係(SIT)/5係・オペレーション係 階級は巡査 交渉班のオペレーション係。
その他の警察関係者
片山一義 - 高橋克実
警視庁刑事部捜査一課管理官→警視庁警備部警護課管理官→警視庁刑事局組織犯罪対策本部管理官 階級は警視。 交渉班の桐沢と同期だった現場主義の刑事。出世意欲が強く、桐沢ら交渉班の失敗を知っている。高林が警視正時代はその下で働いており、高林のミスなども全て知っている。宇佐木の父親とは知り合いであり、宇佐木の父親が警察内部の告発を考えていたときはそれを止めさせた。宇佐木の父親の殉職や真理谷恭介の脱走の責任をとり、警備部に異動。その後何度も部局をたらい回しにされ、現在は組織犯罪対策本部の指揮官に異動となる。 弓坂警視正の警護につく。
蓮見芳樹 - 高知東生
警視庁刑事部捜査一課刑事 階級は警部補 片山班の刑事で木崎と張り合うときがある。片山の異動後は桐沢ら交渉班と協力して捜査にあたっている。
高林静雄 - 大杉漣
警視庁刑事部捜査一課・課長 階級は警視正→SP版以降降格→懲戒免職。 元々は捜査一課・課長として桜田門の顔だった。宇佐木の父親殉職事件並びに真理谷の脱走事件の責任をとり、刑事部長昇進目前で降格処分となる。杖なしでは歩けなくなっている。今では真理谷を弁護するため司法試験を目指している。真理谷を訪ねるたびに宇佐木の話をしている。 弓坂警視正とは同期だったが叩き上げのため、キャリアの弓坂をライバル視する。自分の後任の捜査一課・課長に弓坂が就いたことに腹を立てていた。懲戒免職後に起こったサマークロス事件に興味を持ち、それを調べるにつれサマークロスの正体を察知した。後でサマークロスの弓坂狙撃事件で弓坂をかばって射殺される。
弓坂史子 - 浅野ゆう子(第2シリーズ)
警視庁刑事部捜査一課・課長 階級は警視正。 高林の後任で捜査一課・課長に就任。女性としては異例の出世を遂げるに到り、捜査一課・課長に昇り詰める。宇佐木と同じく少年課にいた過去がある。高林とは同期だが、叩き上げだけで出世してた高林とは違い外務省にも出向したほどのキャリア経験の持っている。
宇佐木の家族・友人
三村留美子 - 安めぐみ
玲子の友人。
宇佐木澪 - 林丹丹
玲子の妹。
マスコミ・その他
真里谷恭介 - 城田優
死刑囚。宇佐木の父親が殉職した事件の首謀者とされ、2人の民間人と宇佐木の父親を殺したことを罪に問われていた。しかし新潟での立てこもり事件で3人とも殺していないことが明らかになった。 不思議な印象がある男性で、精神状態が悪いと鑑定医には診られているが、全く悪くない。拘置所へたびたび訪ねてくる宇佐木と話をするのが唯一の楽しみ。
工藤幹夫 - 伊武雅刀
新聞記者。頻繁に宇佐木に取材をする事がある。 橘雅也 - 山田悠介 玲子の妹・澪が働く喫茶店のオーナー。だが・・・
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